~点検の必要性について ~
  点検は「大量生産品」(高価な手工品は除く)限定で実施しております。

 通販では実店舗と違いお客様が商品の不具合をご自分の目で確認ができません。そのため、無点検のまま到着した商品に万一不具合があった場合、そのことで不要なやり取りが生じることがあります。事前点検制度は、不要なやり取りをなくすものとして生まれた制度です。
  ●点検の必要なモデルは、ダイキャスト製の低価格モデル(大量生産モデル)が対象です。
  ●高価な精密モデルやレジン製モデル等の「開封禁止の封印シール」がある場合は、不具合は皆無に近いため開封点検はしておりません。保護ケースの外からの目視点検または点検不要としています。
  ●もちろん、点検を不要とすることはお客様の自由な選択に任されています。ご注文時にお申し出ください。
ミニカーの不具合とその判断の困難さ・・・。
   大量生産の安価なミニチュアカーでは、手作業の工程の多い流れ作業のため個体差が生じることがあります。それが、まれに不具合になる場合もあります。 たとえば、小さな数ミリの傷やわずかな部品の歪み、小さな塗装ムラやはがれ、取り付け不良等です。また、その当時の生産ラインの熟練度に影響されて、ロットが違うと品質が異なります。※メーカーは、これらは大量生産による流れ手作業の限界、許容範囲(免責範囲)と考えています。  当店もある程度はこれは仕方がないと考えております。
 しかし、初心者の方や経験の浅い方には、その許容範囲がわかりませんし、極度に品質にこだわり完璧な製品を求める方もおられます。
そこで、当店では、不具合判定を行い、問題のない良品をお客様にお届けすることにしました。
   メーカーとの返品交渉の経験から、初期不良の許容範囲(免責範囲)を超える商品瑕疵を発見して、それを店主の収集家としての長い経験の判断と照らして、これなら許容範囲内の良品であると思われる商品を選んでお客様にお届けしております。
 但し、これは、完全無欠・完璧な商品を保証するものではないことをお断りしておきます。
無傷無欠点の完璧な製品はこの世に存在せず、
完璧な点検もありえません。
「お客様の権利と販売店の権利・義務」
  お客様の点検依頼の権利(販売前に店側に不良が無いか確認させる権利)を保証するものであること。
    特に初心者の方には、メーカーが主張する傷や不具合の許容範囲が大変わかりづらく(公表されていないから)ど の程度が大量生産ミニカーの初期不良に該当するのかを判断することは、かなり困難であること。不良品を買って何度も様々な不具合を体験しないとわからない現実があることから、どうしても経験豊富な者による判定が必要であること、すなわち信頼できる販売店の事前の「点検」を必要とされており、それに応えるべきであること。
※メーカーは大量生産のミニカーについては、わずかな「傷や部品の取付けずれなど」は許容範囲(免責)と主張します。
返品交換はこの場合は困難となります
販売店の入荷時検査、所有商品の不良発見の権利を保証するものであること。
    どんな種類の商品も販売店は入荷品の一部について、入荷時検査を実施しております。その内容は様々ですが、箱をあけ本体を触って確認し、不良品があれば返品することもしております。 ・販売店は開封しなければ、入荷商品が良品かどうかを検査できません。販売店の所有商品の事前開封点検の権利を保護する必要があります。
「もしも、お客様から「点検不要」を指示されたら」
    ショップ(当店)は発送前点検をさせてもらえない場合は、品質の確証が得られません。そのため他店と同じ基準(メーカー基準)での返品交換となります。
※ただし、メーカーには製造責任があるので、メーカーに在庫ある場合に限り、お客様が直接にメーカーへ良品交換依頼は可能です。
「点検」実施の現状
  いままでの実績から殆どのお客様は、点検を前提としてご注文されますが、この方法に充分に納得してご利用していただいております。
  お届け後にお客様が確認点検された後、商品の出来が良かったと、御礼のメールをくださり、その後何年ものお付き合いになっております。当店のお客様は40代50代が中心で皆様大人ですため、寛容で丁寧な方が多く、大変気持ちよくお取引させていただいておりますが、そのことには大変感謝いたしております。